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株式会社 九州日立システムズ
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金属卸売業A社さま

業種分類:金属卸売業   従業員数:50名以下

「大臣エンタープライズ  販売管理」 ・ 「EOS名人.NET」

金属卸売業A社さま写真

Web-EDIからの受注取り込みと着荷検品作業の効率化を実現。
約65%の作業時間を短縮し、属人化を解消。

金属卸売業A社様では、以下のような課題がありました。
①Web-EDIからの受注データ取り込み作業の対応の長期化・コスト増・属人化
②目視確認による誤検品問題

そこで、お客さまの業務に適合する販売管理システムとして「大臣エンタープライズ  販売管理」*1、同システムと親和性の高いEDIソリューションとして「EOS名人.NET」*2、 入出庫・在庫管理業務を効率化する仕組みとしてAI-OCR搭載ハンディターミナルを採用いただき、上記の課題解決策を提案。
年間約6,800時間かかっていたWeb-EDI受注取り込みが約2,400時間となり、65%削減と大幅な効率化を実現しました。

*1「大臣エンタープライズ  販売管理」:応研株式会社製 売上・仕入・在庫管理業務の販売管理ソフト
*2「EOS名人.NET」:ユーザックシステム株式会社製 様々な受注形式のデータを1つのソフトウェアで一元管理、EOSとは「Electronic. Ordering System」の略称

導入前の
課題1
Web-EDI経由の注文が年間70,000件を超え、さらに取引先も増えることで基幹システムへの取り込み作業に時間がかかっていた。
導入後の
効果1
「大臣エンタープライズ  販売管理」と、「EOS名人.NET」を導入し、EDI取り込みの効率化を実現。年間の受注取り込み時間を65%削減できた。
導入前の
課題2
取引先が増えるに伴い基幹システムの更新が必要となり、変換定義作成を外注していた。内作用にEDI変換ツールを作成するも、ツールメンテナンスが属人的になる懸念があった。
導入後の
効果2
当社がお客さまに「EOS名人.NET」の教育を実施。これにより、変換定義作成における属人化の懸念が解消された。
導入前の
課題3
入出荷検品の際、紙リストの目視では検品ミスの恐れがあった。また、検品情報を事務所にて登録することが二度手間であった。
導入後の
効果3
AI-OCR搭載ハンディターミナルを導入することで、入出荷検品における検品ミスが減り、作業効率UPにつながった。
導入の目的
Web-EDIからの受注データ取り込み時間を削減し、更に目視確認による検品ミスをなくしたい。

①Web-EDIからの受注データ取り込み時間を削減
年間70,000件を超えるWeb-EDI経由の注文によって、受注データ取り込み作業に時間がかかっていた。
また、EDI経由で注文をいただく取引先が増えるたび、お客さまごとに異なる形式のデータを基幹システムに対応させるための変換定義作成作業が発生していた。
当初は変換定義作成を外注していたが、時間がかかるため社内の有識者がEDI変換ツールの作成を実施。しかし、有識者が少ないため、属人化の懸念があった。

②目視確認による検品ミスの発生を防止
倉庫にて入出荷検品を実施する際に紙リストを目視確認していたが、ヒューマンエラーによる検品ミスが発生することがあった。
また、検品情報を事務所でも登録するため二度手間が生じており、業務効率化が課題となっていた。

選定のポイント
課題を理解し、お客さまに適したシステムをご提案。日立グループの安心感が決め手に

■システムの選定ポイント
①お客さまの業務に適合
「大臣エンタープライズ  販売管理」は、お客さまの業務に適合する販売管理システムであったため、導入いただきました。

②システム同士の相性の良さ
また、「大臣エンタープライズ  販売管理」と「EOS名人.NET」の相性が良かった点を評価いただきました。

③入出庫・在庫管理業務を効率化を実現
さらに、AI-OCR搭載ハンディターミナルを「大臣エンタープライズ  販売管理」と組み合わせることで、入出庫・在庫管理業務を効率化する仕組みを実現しました。

当社を選んだ理由
①お客さまの業務に対する深い理解
お客さまの業務をよく理解した上で当社がシステムを選定。「大臣エンタープライズ  販売管理」とAI-OCR搭載ハンディターミナルを組み合わせることで、お客さまの課題としていた業務効率化、ヒューマンエラーを解決いたしました。
お客さま課題に対して的確なご提案をしたことが決め手となりました。

②日立グループの安心感
導入からサポートまで手厚く対応できる点を評価いただきました。
当社では、お客さまの個別課題を丁寧にヒアリングし、幅広い提案力を生かして課題解決のための提案を行います。
お客さまの業務をよく理解した上で、業務効率化やヒューマンエラーといった課題を「大臣エンタープライズ  販売管理」とAI-OCR搭載ハンディターミナルの組み合わせによって解決に導きました。
お客さまの課題に対して的確な提案を行ったことが、導入の決め手となりました。

導入の効果
約65%の時間短縮と属人化の解消、ヒューマンエラーを減らし、検品作業精度UP

Web-EDIからの受注業務の工数削減・属人化の解消、検品作業の精度向上および効率化を実現しました。

①約65%の時間短縮と属人化の解消
Web-EDIからの受注データの取り込み業務には、「大臣エンタープライズ  販売管理」と、ユーザーさまでも柔軟にEDI変換定義を作成できる「EOS名人.NET」を導入。
その結果、年間約6,800時間かかっていたWeb-EDI受注取り込みが約2,400時間に短縮され、65%削減という大幅な効率化を実現。また、当社が実施した「EOS名人.NET」の教育によって、お客さまにて変換定義作成することが容易となり、属人化も解消された。

②検品作業精度UP
取り扱い製品の特性上、在庫管理が出来ておらず余剰在庫・欠品が発生していたが、倉庫にAI-OCRハンディターミナルを導入したことにより、ヒューマンエラー0を実現。
バーコード未記載の納品書であっても、ハンディによる入出荷検品が実施可能となり、全商品において在庫管理精度が向上。
また、ハンディターミナル(Wi-Fi機能)で倉庫から「大臣エンタープライズ  販売管理」へ検品情報を登録できるようになり、業務効率化にもつながりました。

システム導入概要

「大臣エンタープライズ  販売管理」導入の概要は以下のとおりです。

項目 内容
導入製品
(ライセンス数)
機器(日立サーバー、ハンディ)、 販売/仕入 (30)、債権/債務(3)、入出荷管理OP、 項目拡張OP、 自動実行OP
当社提供範囲 基本設計(変換定義書作成)、「大臣エンタープライズ  販売管理」(画面/帳票カスタマイズ) 、「EOS名人」、サーバー1式、
ハンディターミナル10台、 教育実施(変換定義作成)
稼働までの期間 稼働まで13ヶ月
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